地域の魅力は、
「想い」だけでは続かない。

ふるさとむすび宮城は、
Webと仕組みで地域をつなぎ続けるための
フィアクレーの地方創生実験プロジェクトです。

フィアクレーが「ふるさとむすび宮城」をつくった理由

フィアクレーは、もともと
Web制作や業務設計、IT・AI活用を通じて
「仕組みを整え、続く形をつくる」ことを仕事にしてきました。

そんな私たちが地方創生に関心を持ったきっかけは、
地域には魅力があるのに、それがうまく伝わり続けていない
という現実でした。

観光地、個人店、イベント、文化。

どれも本当に良いものなのに、

  • 情報が点で終わってしまう
  • 発信する人に負荷が集中する
  • 一時的に盛り上がっても続かない

そんな場面を、何度も目にしてきました。

「想いが足りないから」ではありません。
むしろ逆で、
想いがある人ほど、疲れてしまう構造がありました。

そこで私たちは考えました。

地域に必要なのは、
新しいキャッチコピーや派手な演出ではなく、
想いを無理なく流し続けられる“仕組み”ではないかと。

こうして立ち上げたのが、
地域の情報を集め、つなぎ、続けるための実験としての
ふるさとむすび宮城」です。

これは完成形を示すプロジェクトではなく、
「地域の魅力はどうすれば続くのか」を考え続けるための場でした。

地域の魅力が「続かない」のはなぜか

地域の魅力が広まらない理由は、
「良いものがないから」ではありません。

多くの場合、問題は中身ではなく構造にあります。

1. 情報が分散している

地域の情報は、
SNS、個人ブログ、チラシ、口コミなどに点在しがちです。

探す人にとっては見つけにくく、
発信する人にとっては手間がかかる状態が続いています。

2. 発信が「人」に依存している

地域の情報発信は、
一部の熱心な人の善意や努力に支えられていることが少なくありません。

その結果、

  • 忙しくなると止まる
  • 担当が変わると途切れる
  • 燃え尽きてしまう

といったことが起こります。

3. 続けるための仕組みがない

「続ける」こと自体が目的として設計されていないため、
更新や改善が後回しになり、
いつの間にか動かなくなってしまいます。

これは、想いの問題ではなく、
仕組みの問題です。

想いを、続く力に変える仕組みとは

地域の魅力を、
一時的な盛り上がりで終わらせない。

ふるさとむすび宮城が目指しているのは、
「続けられる形」で地域の魅力を育てていくことです。

そのために、
Web・業務・AIを分断せず、
ひとつの流れとして設計します。

1. Webは「集まる場所」として整える

地域の情報を、
探す人が迷わずたどり着ける場所に集めます。

  • 観光
  • グルメ
  • イベント
  • 人・想い・ストーリー

点在していた情報を、
地域の入り口となるWebサイトにまとめます。

Webは「作るもの」ではなく、
育てていく拠点です。

2. 業務として「続けられる形」にする

発信が属人化すると、続きません。

だからこそ、

  • 誰が
  • どのタイミングで
  • 何を更新するのか

をシンプルに整理します。

特別なスキルがなくても、
日常業務の延長で更新できる状態をつくります。

3. AIを「無理のない支え」として使う

AIは、主役ではありません。
人の想いや判断を置き換えるものでもありません。

  • 文章のたたき台をつくる
  • 情報を整理する
  • 更新の負担を軽くする

続けるための裏方としてAIを使います。

がんばらなくても回る。
それが、長く続く仕組みです。


想い × Web × 業務 × AI
どれか一つ欠けても、続きません。

ふるさとむすび宮城は、
この4つを重ねて、
地域の魅力が自然と育つ環境をつくります。

今、このプロジェクトについて思っていること

ふるさとむすび宮城は、
現在、積極的な更新や運営を行っている状態ではありません。

その理由のひとつが、
新型コロナウイルスの影響で、地域イベントや人の動きが大きく制限されたことでした。

イベント情報や現地の動きと密接につながっていたこのプロジェクトは、
「人が集まれない」「開催できない」という状況の中で、
続け方そのものを見直す必要に迫られました。

ただ、それは
「やる気がなくなったから」でも
「意味がなかったから」でもありません。

むしろこの経験を通して、
私たちはよりはっきりと気づいたことがあります。

気づき

それは、
想いや熱意だけでは、状況の変化を乗り越えられない
という現実です。

  • 人の動きが止まったとき
  • 担い手が動けなくなったとき
  • 想定外の出来事が起きたとき

それでも続けられるかどうかは、
最初から「続く前提」で設計されているかに左右されます。

ふるさとむすび宮城は、
その問いを私たちに突きつけてくれました。

今につながる道

このプロジェクトでの試行錯誤や立ち止まりは、
現在フィアクレーが取り組んでいる

  • 業務設計
  • Web運営支援
  • AIを活用した「続けるための仕組みづくり」

へと、確実につながっています。

フィアクレーにとって
ふるさとむすび宮城は、
今もなお、
「続けるとはどういうことか」を考え続ける原点です。

この経験が、今のフィアクレーにつながっています

ふるさとむすび宮城で向き合ってきた課題は、
地方創生だけに限ったものではありません。

  • 想いはあるが、続かない
  • 情報が整理されず、伝わらない
  • 一部の人に負担が集中してしまう
  • 環境の変化に耐えられない

これらは現在、
中小企業や地域企業、個人事業の現場でも
日常的に起きていることです。

フィアクレーは、
ふるさとむすび宮城での試行錯誤を通じて、

  • 想いを否定せず
  • 人に頼りすぎず
  • 変化があっても崩れにくい

「続くための構造」をつくることの重要性を学びました。

現在フィアクレーが行っている、

  • 業務整理・業務設計
  • Webサイト・情報設計
  • AIを活用した運営支援

はすべて、
この経験をベースにした取り組みです。

地方創生も、企業の業務改善も、
本質は同じです。

「どう始めるか」よりも、
「どう続けるか」
なのです。

今感じていることを聞かせてください

ふるさとむすび宮城は、
いま大きく動いているプロジェクトではありません。

それでもこの取り組みは、
フィアクレーが
「続けること」を支援する会社になるための
大切な原点です。

地域のことも、
業務のことも、
WebやAIのことも。

まずは、今感じていることを聞かせてください。